老後に国から年金はいくらくらいもらえるのでしょうか。

自営業者などが第1号被保険者として国民年金に加入し続けて、老後にもらえるのは約78万円（月額約6.5万円）の老齢基礎年金です。夫婦でそれぞれもらって年間約156万円です。一方、厚生年金に加入していたサラリーマンはこれに厚生年金部分が加わります。勤めた期間が長く賃金の水準が高いほど厚生年金部分の年金額が多くなります。平均標準報酬額40万円で40年間（2003年4月以降）働くと、老齢厚生年金は約105万円（月額8.7万円）になります。

このように老齢基礎年金だけでは老後の生活は厳しいものになります。自営業者などは国民年金基金などの上乗せ年金に加入しておくと安心です。