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年金の仕組みを教えて

テレビでも年金の話題が多いようですが、実は年金の基本的な仕組みが分かりません。

20歳になったら誰もが国民年金に加入することが義務付けられています。国民年金の加入者は、自営業などの第1号被保険者、厚生年金や共済組合に加入する第2号被保険者、第2号被保険者に扶養される配偶者が加入する第3号被保険者の三つに分けられます。
この三つを合わせた期間が原則25年以上あれば65歳から老齢基礎年金(国民年金)をもらうことができます。25年に満たないと年金そのものがもらえません。また、厚生年金に加入していた期間があると、厚生年金部分(報酬比例部分という)が上乗せされます。企業によっては、独自に行う企業年金を設けていることがあります。企業年金には、厚生年金基金、適格退職年金、確定拠出型年金などがあります。

老後の年金 いつからもらえるのか
国民共通の年金である老齢基礎年金は65歳からの支給です。希望により、60歳から65歳までの間に繰り上げて受取ることができます。この場合は、年金額が減額されます。これとは逆に、繰り下げて受取ることもできます。こちらは、後に受取る年金額に加算が付きます。
サラリーマンなどの厚生年金の支給は、かつては60歳からでしたが、段階的に引き上げられていき、最終的には65歳からとなります。厚生年金の支給開始年齢は、男女及び生年月日により異なります。部分年金は報酬比例部分のみの支給です。部分年金の期間を過ぎてから65歳までは「特別支給の老齢厚生年金」を受け取ります。この時点から、65歳未満の配偶者(一定の要件あり)があるときは扶養手当にあたる加給年金が加算されます。

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